カナダ規制当局OSC、取引所ポロニエックスの証券法違反を指摘

カナダ規制当局OSC、取引所ポロニエックスの証券法違反を指摘

カナダの規制当局であるオンタリオ証券委員会(OSC)が、暗号資産(仮想通貨)取引所Poloniex(ポロニエックス)を運営するPolo Digital Assets, Ltd.に対しオンタリオ州証券法を遵守していないとして、申立書による指摘を行ったことを5月25日発表した。

OSCは今年3月に、同国オンタリオ州にてデリバティブや証券の取引を提供する暗号資産取引プラットフォーム(ポロニエックスを含む)に対し警告を行っており、4月19日までに業務内容をコンプライアンスに適合させるよう通告されていた。

しかしポロニエックスは、この警告があったにも関わらず、OSCに連絡をすることはなかったようだ。

なおOSCによるポロエニックスに対する委員会聴取は、現地時間で6月18日午前10:00から予定されており、欠席した場合でも審理は進められる。

参考:OSCOSC申立書
デザイン:一本寿和
images:iStock/Pict-Rider

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【6/20話題】160億件のログイン情報流出か、クラーケンがビットコインステーキング提供など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米ナスダック上場LGHL、「HYPE」トレジャリー戦略で6億ドル調達。東証とSGX上場も検討

米証券取引所ナスダック(Nasdaq)上場の金融デリバティブ取引を扱う証券会社ライオングループホールディング(Lion Group Holding:LGHL)が、米投資会社ATWパートナーズ(ATW Partners)から6億ドル(約872億円)のファシリティ(資金調達枠)を確保したと6月18日に発表した