バイナンスコイン(BNB)、トークンバーン金額が過去最大を更新

バイナンスコイン(BNB)、トークンバーン金額が過去最大を更新

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のバイナンス(Binance)が第15四半期(2021年1月~3月)実施のトークンバーンにて595,314,380ドル(約650億円)相当にあたるBNB(バイナンスコイン)をバーン(焼却)したことを4月16日発表した。これによりBNBの総供給量は170,532,825BNBから169,432,937BNBに減少したとのこと。

今回バーンを行ったバイナンスコインは合計1,099,888 BNBとのことで、米ドルに換算するとバイナンスが行ったトークンバーンの最大金額を更新した。 

編集部のコメント

バイナンスでは四半期ごとに前四半期で得た営業利益の20%にあたるBNBをバーンすることになっています。このことからバーンされるBNBの数量が大きくなるということは、バイナンスにとっては大きな成長を表していることになります。

またBNBの発行上限数は2億BNBとなっており既に全数量が発行済みです。バイナンスはこのBNBを定期的にバーンすることにより1億BNBにするとしています。これはトークン価格の上昇に応じてBNB保有者とバイナンスが利益を得ることに繋がります。

おディクリプト(Decrypt)の報道によると現在ホワイトペーパーからバーンによる取引所の収益との関係は削除されているとのことです。

BNBは今年に入り、時価総額でビットコイン、イーサリアムに次ぐ3番目に大きい暗号資産となっており、今年1月の38ドル(USD)から直近では638.57ドルまで価格上昇し、わずか1四半期で16.8倍の成長を遂げています。

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(Binance)が過去最大金額でバイナンスコイン(BNB)のトークンバーン実施

参考:BinanceリリースBinanceブログ

(images:iStock/Trifonenko)

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あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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