メディア業界でもNFTオークション進む、NewYorkTimesのコラムNFT 雑誌TIMEの表紙NFTが落札

NewYorkTimesのコラムNFT 雑誌TIMEの表紙NFTが落札

米ニュースメディアNewYorkTimesがオークションに出品したNFTが、350ETH(約6,000万円)で落札された。

このNFTは同紙テックコラムニストであるケビン・ルース(Kevin Roose)氏がNFTについて執筆した記事をNFT化したもので、落札者は今回のオークションに関するフォローアップ記事に名前や写真が掲載される特典やNewYorkTimesのポッドキャスト「TheDaily」のホスト、マイケル・バルバロ(Michael Barbaro)氏からの祝福のボイスメッセージを得ることもできる。なお販売収益は「The Neediest Cases Fund」に寄付されるとのことだ。

このNFTは3月26日までの24時間の間にNFTマーケットプレイスFoundationにて競売にかけられ、ドバイ拠点のミュージックスタジオ「@3fmusic」によって落札されている。

また24日には米ニュースマガジンTIMEがNFTマーケットプレイスSuperRareにオークション出品していたNFT3品が、合計443,000ドル(約4800万円)にて落札された。

今回出品されたのは1966年4月版の表紙「Is God Dead?」、2017年4月版の表紙「Is Truth Dead?」をNFT化したものと、このオークションに合わせて制作された「Is Fiat Dead?」だった。いずれのNFTも「@mondoir1」によって落札されている。なお落札価格は「Is Truth Dead?」が88ETH(約1500万円)「Is Fiat Dead?」は83ETH(約1400万円)「Is God Dead?」は70ETH(約1200万円)となっている。

(images:iStocks/MollyNZ・Aleutie)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した