ブリッシュ、ソラナ上のトークン化自社株「BLSH」を自社取引所で取引開始

ソラナ上のトークン化自社株「BLSH」、ブリッシュエクスチェンジで取引開始

ソラナ(Solana)上でトークン化されたブリッシュ(Bullish)の普通株式「BLSH」の取引が、同社運営のデジタル資産取引所ブリッシュエクスチェンジ(Bullish Exchange)で開始された。機関投資家向けデジタル資産プラットフォームのブリッシュが8月12日に発表した。

複数の市場参加者がBLSHの取引を実行し、米ドル連動ステーブルコインを相手資産として決済したとのこと。取引執行にはブリッシュエクスチェンジの取引基盤が、公式株主記録の管理には株主名簿管理会社エクイニティ(Equiniti)の基盤が利用されている。

ブリッシュによると、BLSHは発行体主導でトークン化され、エクイニティが管理する公式株主名簿に記録される。保有者は普通株主としての直接的な所有権と、従来の株主と同等の法的地位を持つという。合成ポジションや第三者が発行するラップトークンではない。

ブリッシュは5月5日、株主がBLSH普通株式をソラナ上のトークンとして保有できる仕組みを開始した。エクイニティが公式な株主記録を管理し、株主はエクイニティのホワイトリストに登録されたソラナウォレットでBLSHを保有・移転できる。

なおブリッシュは同日、エクイニティを42億ドル(約6,679億円)で買収する契約を締結した。取引額は18.5億ドルの債務引き受けと、約23.5億ドル相当のブリッシュ株式で構成される。買収は規制当局の承認などを前提に、2027年1月に完了する予定だ。

トークン化BLSH株式の流動性供給には、暗号資産(仮想通貨)マーケットメイカーのウィンターミュート(Wintermute)がローンチ時から参加した。機関投資家の初期参加者には、キューブリサーチ・アンド・テクノロジーズ(Qube Research & Technologies)、アナマイトキャピタル(Annamite Capital)、ファサナラデジタル(Fasanara Digital)、スターベータテクノロジーズ(Star Beta Technologies)が含まれる。

ブリッシュエクスチェンジでは週7日24時間の取引が可能で、トークン化株式は従来のT+1決済ではなく、ほぼ即時に決済されるという。T+1決済は、取引日の翌営業日に受け渡しを行う決済方式を指す。

ブリッシュによると、ジブラルタル金融サービス委員会(GFSC)の規制下にあるデジタル資産取引所でトークン化株式が取引されたのは今回が初だという。

ブリッシュは6月29日、GFSCからトークン化証券の取引について承認を取得したと発表していた。同社は、GFSCの監督下で適格な非米国投資家向けにトークン化証券の二次取引を提供する方針を示していた。

 

参考:ブリッシュ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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