デジタル証券社、金融ライセンス追加取得。航空機や船舶などにも投資対象拡大

不動産以外の資産を対象とするデジタル証券の提供へ

デジタル証券株式会社が、不動産以外のオルタナティブ資産を投資対象とするデジタル証券ファンドの組成・販売・運用に関する金融ライセンスを追加取得したと10月1日に発表した。追加取得は同日付だ。

今回の取得により、同社は航空機、船舶、再生可能エネルギー施設、私募リートの投資口、外国籍ファンドの持分、海外プライベートエクイティなどを投資対象とするデジタル証券を、個人投資家に提供できるようになったという。外国籍ファンドの例としては、海外インフラ開発ファンドやワインファンドが挙げられている。

デジタル証券は、ブロックチェーンなどの技術を用いて発行・管理する有価証券で、セキュリティトークン(ST)とも呼ばれる。

デジタル証券社は、2025年5月29日付で第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資運用業の登録を完了していた。今回の追加取得により、取り扱うデジタル証券の商品ラインナップの拡充・多様化を進める方針だ。

今後同社は、SBIホールディングス、丸紅、三菱商事、三菱UFJ銀行をはじめとする株主企業などと連携するという。

デジタル証券社によると、丸紅と三菱商事は航空機・船舶・再生可能エネルギー施設などのオルタナティブ資産に関する知見を持つ。また三菱UFJ銀行は、私募リートなどの伝統的な不動産証券化商品に関する知見を有するとのこと。

デジタル証券社は「デジタル証券のマーケットプレイス」の構築を目指しており、これらの企業と連携して、不動産以外の資産を投資対象とするデジタル証券をできるだけ早期に個人投資家へ提供する方針だ。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【10/9話題】JPYC社が公取委に決済市場の情報提供、アプトス財団が2.1億APTの永久ロックとステーキング、スタークネットがL1移行を検討など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

イーサリアム研究者がAIによる暗号解読リスクを警告、資産の予防的移動を提案

イーサリアム財団(Ethereum Foundation)の研究者であるジャスティン・ドレイク(Justin Drake)氏が、人工知能(AI)による数学研究の急速な進歩を背景に、暗号資産(仮想通貨)の取引に利用される暗号技術が想定より早く破られる可能性を10月7日に自身のXアカウントで警告した