GSR、FINRA承認でSEC登録ブローカーディーラー買収完了

GSRがSEC登録ブローカーディーラー買収完了

暗号資産(仮想通貨)のキャピタルマーケット企業GSRが、フィンラ(FINRA)から買収完了に必要な規制承認を受け、SEC登録ブローカーディーラーの買収を完了したと6月9日に発表した。なお買収額は公表されていない。

フィンラとは、米証券取引委員会(SEC)の監督下にあるブローカーディーラー向けの自主規制機関「金融業規制機構(Financial Industry Regulatory Authority)」だ。SEC登録の自主規制機関(SRO)として、会員ブローカーディーラーの監督や規則執行、登録・資格試験などを担っている。米国で一般投資家向けに証券業務を行う企業や担当者は、FINRAへの登録などが必要となる。

GSRが買収した既存の登録ブローカーディーラーは、買収前はイクイリブリウムキャピタルサービシーズ(Equilibrium Capital Services)の社名で、SEC登録ブローカーディーラーかつFINRA会員だった。買収完了後の社名はGSRセキュリティーズ(GSR Securities)となっている。

GSRによると、今回の買収完了により、規制されたブローカーディーラーの枠組みを通じて米国の機関顧客向け支援を拡大できるという。また、デジタル資産市場での成長を目指す発行体やファンドマネージャーの資本調達支援も行うとのこと。

今回の買収取引の過程では、ブローカーディーラーのコンプライアンス・規制対応・取引アドバイザリーを手がけるコンプライアンスエクスチェンジグループ(Compliance Exchange Group:CXG)がGSRを支援したという。

なおGSRは5月5日、SCベンチャーズ(SC Ventures)からの戦略的投資受け入れを発表したほか、4月8日にはSCベンチャーズが支援するトークン化プラットフォームのリベアラ(Libeara)について、金額非公表の資金調達ラウンドを主導すると発表した。

また3月17日にはデジタル資産プロジェクトのローンチ・財務・運営支援を手がけるオートノマス(Autonomous)と、ファンジブルトークンのローンチや流動性戦略に特化したアドバイザリー企業アーキテック(Architech)を総額5,700万ドル(約91億円)で買収したと発表した。

参考:GSR
画像:PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事