ビットマインのイーサリアム保有量、539万ETH超に。全供給量の4.47%へ到達

BitMineがETH追加購入

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を5月26日に発表した。

発表によるとビットマインは、直近1週間で11万1,942ETHを購入したとのことだ。

5月25日時点の同社の暗号資産、現金、投資持ち分などの合計額は、123億ドル(約1.96兆円)超だという。内訳は、イーサリアム539万404ETH、ビットコイン203BTC、ビースト・インダストリーズ(Beast Industries)の株式持ち分2億ドル(約319億円)相当、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分9,500万ドル(約151億円)相当、そして現金4億4,400万ドル(約707億円)となっている。

ビットマインのETH保有数は、同社が基準とするETH総供給量(1億2,070万ETH)の約4.47%とのこと。この数字は、ETH総供給量の5%取得を目指す同社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)」において、11カ月で目標の89%に到達したことを示すという。

また、ビットマインのステーキング済みETHの総量は471万2,917ETHとのこと。これは、1ETHあたり2,134ドル(約34万円)で換算すると約101億ドル(約1.6兆円)相当にあたるという。

ビットマインは、同社独自開発の機関投資家向けETHステーキングプラットフォーム「MAVAN(Made in America VAlidator Network)」の正式ローンチを3月25日に発表している。ビットマインによると、自社が保有するETHの一部は既にMAVANにステーキングされているという。

なおビットマインは5月11日の発表で、これまで週10万ETH超としていた取得ペースを落とす方針を示している。トム・リー(Thomas “Tom” Lee)会長は、従来ペースで取得を続ければ「アルケミー・オブ・5%」の目標に7月中旬にも到達する見通しだったため、当初想定していた2026年後半の到達ペースに合わせる考えを説明した。一方で、5月26日の発表では、ETH価格が2,200ドルを下回った局面を「魅力的な機会」と捉え、直近1週間で11万1,942ETHを追加取得したとしている。

ビットマインの株式(BMNR)は、米国市場において売買代金の大きい銘柄としても注目されている。同社が引用する米投資調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、5月22日時点でのBMNRの5日平均の1日当たり売買代金は5億7,200万ドル(約911億円)で、米国内株式の売買代金ランキングで193位に位置しているという。なお192位はトレイン・テクノロジーズ(Trane Technologies)で、194位はデルタ・エアー・ラインズ(Delta Airlines)となっている。

なおビットマインの株式は、4月8日の取引終了をもって米NYSEアメリカン(NYSE American)での取引を終了し、4月9日から同じティッカーシンボル「BMNR」で米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で取引されている。同社によると、上場企業としてのETH保有量はビットマインが世界最多で、暗号資産トレジャリーとしては、BTCを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位だという。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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田中柊也

「あたらしい経済」編集部
法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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法政大学在学中。web3の革新性に惹かれ、暗号資産やブロックチェーン領域に関心を持つ。現在は制度や規制を中心に学びながら、ニュース制作に携わっている。

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