ルートストック、クロスチェーンブリッジ「Atlas」β版リリース、BTCFiへの導線を簡素化へ

ルートストックがアトラスβ版リリース

ルートストックラボ(Rootstock Labs)が、クロスチェーンブリッジ「アトラス(Atlas)」のベータ版リリースを4月15日に発表した。

ルートストックラボは、ビットコイン(Bitcoin)を担保としたEVM互換のサイドチェーン「ルートストック」のコアコントリビューター。今回リリースされたアトラスは、ビットコインやその他の主要資産をビットコインのDeFi(分散型金融)レイヤーであるルートストックに移動するための統一インターフェースとなる。

リリース段階でアトラスは、ビットコインとライトニングネットワーク上のBTCやイーサリアム(ETH)、イーサリアム上のUSDC・USDT・WBTC、BNBスマートチェーン上のBNBなどのトークンに対応している。これらのトークンはルートストック上へ移動できる他、元のネットワークへ戻すことも可能だ。

アトラスが目指すもの

ルートストックラボは、エコシステムを拡大していくためには、優れた基盤だけでは普及にはつながらず、ユーザー、開発者、機関投資家が共通して利用できる入口が必要だと語る。アトラスはその入口となることを目的に設計したという。

ルートストックラボはアトラスについて、初めてBTCFiに触れる個人ユーザーから、ビットコインネイティブユーザー、DeFi参加者、開発者、機関投資家まで、幅広い利用者層を想定して設計したと伝えている。アトラスにより、これまで分断されがちだったブリッジおよびスワップ体験を一つに統合し、ユーザー、開発者、機関投資家にとって分かりやすい共通の入口を提供することで、アトラスをルートストックエコシステム全体の成長を支える基盤とするとのこと。

個人ユーザーにとってアトラスは、複雑だったブリッジやスワップの導線を分かりやすく整理し、BTCFiへのアクセスをよりシンプルにする入口となり、ビットコインネイティブユーザーにとっては、ルートストックのPowPeg、Flyover、Boltzなどのブリッジ手段を通じて、ビットコインの思想や設計に沿った形でルートストックへアクセスできる環境提供になるという。

またDeFiユーザーにとっては、ルートストック上のDeFiやステーキングへの参加をよりスムーズにし、エコシステムへの導線が簡素化され、開発者・インテグレーターにとっては、ウォレットやアプリケーションへ組み込み可能な共通のオンボーディング基盤として機能するとのこと。そして機関投資家にとっては、カストディ連携を含む、安全かつポリシー対応可能なアクセス環境の提供になるという。

なおアトラスではフォーディファイ(Fordefi)とウティラ(Utila)とのカストディ統合を皮切りにコボ(Cobo)とファイアブロックス(Fireblocks)のサポートも近日中に開始予定とのこと。これらの統合により、金融機関は執行ポリシーとリスクエクスポージャーを管理しながらルートストックを利用できるとのことだ。

ルートストックラボは、将来的にアトラスがユニオンブリッジ(Union Bridge)のような次世代システムのインターフェースとしても機能することで、ルートストックがユーザー体験を分断させることなく成長できる環境を支えていくとしている。なおユニオンブリッジはルートストック開発の「ビットコインとルートストック間のBTCブリッジ」となる。

参考:公式ブログ

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あたらしい経済 編集部

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