ビットコイン、個人マイナーが短期間で再びブロック生成

個人マイナーのブロック生成成功事例が再発

ビットコイン(Bitcoin)のソロマイニングプール「ソロCK(Solo CKPool)」に参加する個人マイナーが、ブロック生成に成功した。同プールの開発者であるコン・コリヴァス(Con Kolivas)氏が、自身のXアカウントで4月9日に報告した。

同氏は4月3日にも同様の報告をしていた。短期間で個人マイナーによるブロック生成が再び成功したことになる。

ビットコインエクスプローラー「メンプールスペース(mempool.space)」によると、当該ブロックは「944,306」として記録されており、報酬は新規発行分と手数料を含め約3.128BTC(約22万ドル)となっている。

ビットコインのマイニングは現在、大規模なマイニング企業やプールがハッシュレートの大半を占めており、個人による単独でのブロック生成は統計的に極めて低確率な事象とされる。前回は約230テラハッシュ毎秒(TH/s)の計算能力を持つマイナーが成功しており、同規模での成功確率は1日あたり約2万8,000分の1とされていた。

一方で、この確率はあくまで特定の1人のマイナーにとっての成功確率を示したものであり、世界中に多数存在するマイナーが同時に計算競争に参加しているビットコインネットワーク全体では、一定の頻度で個人マイナーのブロック生成が発生する。

なお、ソロマイニングの統計を追跡・集計している分析サイト「ベネット(Bennet.org)」によると、ソロマイニングによるブロック生成は、直近12ヶ月で約20件確認されており、平均では約18日前後に1件の頻度とされる。一方で、発生間隔にはばらつきがあり、最長で約58日間成功事例が確認されない期間もある。

このため、今回のように短期間で複数回の成功事例が観測されるケースは珍しいが、統計的には発生しうる範囲の現象とみられる。

参考:メンプールスペース
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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