ビットマイン、イーサリアム総保有数が約416万ETHに

BitMineがETH追加購入

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)が、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の追加取得を1月12日に発表した。

発表によるとビットマインは、直近1週間で2万4,266ETHを購入したという。これにより、同社の保有資産総額は140億ドル(約2兆2,177億円)に達したとのこと。

発表によると1月11日時点での同社の保有資産の内訳は、イーサリアム416万7,768ETH、ビットコイン193BTC、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分2,300万ドル(約36億円)相当、そして現金9億8,800万ドル(約1,565億円)となっている。

また、1月11日時点におけるビットマインのステーク済みイーサリアムの総量は125万6,083ETHとのこと。これは、1ETHあたり3,119ドル(約49万円)で換算すると約39億ドル(約6,178億円)相当にあたり、過去1週間でステーク済みイーサリアムが59万6,864ETH増加したという。

ビットマインが自社保有のイーサリアムをプルーフ・オブ・ステーク(PoS)によるステーキングに投入したと報告されたのは12月22日で、暗号資産分析アカウントの余烬(EmberCN)がXで伝えた。これは同社にとって初めてのステーキングとなる。

余烬氏の投稿によると、ビットマインは同日、74,880ETH(約2億2,000万ドル相当)をイーサリアムのPoSステーキングに関連するアドレスへ送金したという。

ビットマインは、イーサリアム総供給量の5%取得を目指す自社の投資戦略「アルケミー・オブ・5%(Alchemy of 5%)構想」に基づき、現在イーサリアム供給量の3.43%を保有している。これは、同構想で掲げる目標の約3分の2に相当する水準だ。

なお、ビットマインは米国の証券取引所NYSEアメリカン(NYSE American)に上場している。上場企業としてのイーサリアム保有量は世界最多で、イーサリアムを含む暗号資産全体の保有額では、ビットコインを最大保有するストラテジー(Strategy)に次いで世界第2位となっている。

なお、ビットマインの株式(ティッカー:BMNR)は、米国市場において取引量の多い銘柄としても注目されている。暗号資産調査会社ファンドストラット(Fundstrat)のデータによれば、直近5日間の平均出来高は13億ドル(約2,059億円)で、米国内株式の取引量ランキングで第67位に位置しているという。

また、同社は1月15日にラスベガスで年次株主総会を開催する予定とのこと。この株主総会に先立ち、ビットマイン会長のトム・リー(Tom Lee)氏は今回の発表にて、同社の定款に関する特徴的な条項について説明した。

リー氏によると、ビットマインの定款には、株式数を増加させるために発行済株式総数の50.1%の賛成を必要とするという異例の規定があるという。この条件は非常に高いハードルであり、認可株式数の増加を実現することを難しくしていると説明。

同社は現在、認可株式数5億株の上限に近づいており、この上限に達した場合はイーサリアムの追加取得ペースが減速する見込みだという。そのためリー氏は、認可株式数を増加させるための議案2号に賛成するよう株主に呼びかけた。

参考:プレスリリース1プレスリリース2
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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