プルーム、アブダビで「商業ライセンス取得」

プルームがADGMで商業ライセンス取得

RWAfi(現実資産×金融)特化ブロックチェーン提供のプルーム(Plume)が、アブダビグローバルマーケット(ADGM)登録局から商業ライセンスを取得したと12月9日に発表した。

このライセンスにより、プルームはADGM内で正式な事業体として認められ、中東、アフリカ、新興市場でRWA(現実資産)の発行と流通拡大を図るとのこと。

なお、ADGMはアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビに位置する国際金融センターおよびフリーゾーンである。直近では、米サークルインターネットグループ(Circle Internet Group)が、12月9日にADGMの金融サービス規制当局(FSRA)から金融サービス許可(FSP)ライセンスを取得。さらに、同月8日には海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、FSRAから同社運営のグローバル取引プラットフォームに関する完全認可を受けた。

ちなみに、プルームは10月6日に米SEC(証券取引委員会)にトランスファーエージェント(Registered Transfer Agent)として正式に登録された。トランスファーエージェントとは、企業の株主名簿や所有権の変更、配当や利息の支払いなどの管理機関を指す。

プルームはSECとADGM登録局からの規制ライセンス取得により、グローバルのコンプライアンスに対応したRWAの組成とトークン化証券のインフラ整備を加速させるとのことだ。

画像:iStocks/wvihrev

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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