カナリーキャピタルのステーキング対応「ソラナ(SOL)現物ETF」、ナスダックで取引開始

Canary Marinade Solana ETF取引開始

暗号資産(仮想通貨)運用会社カナリー・キャピタル・グループ(Canary Capital Group)が、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)のステーキング対応現物ETF(上場投資信託)のローンチを11月18日に発表した。

ローンチされたETFの名称は「Canary Marinade Solana ETF」。ティッカーシンボル「SOLC」で米ナスダック(Nasdaq)に上場した。SOLCでは、ソラナのプルーフオブステーク(PoS)を通じたステーキング報酬から投資家が利益を得られる可能性がある。

なおSOLCのステーキングは、ステーキングプラットフォーム「マリネード・セレクト(Marinade Select)」を通じて実行されるとのこと。ちなみに、マリネード・セレクトはソラナ(Solana)上のDeFi(分散型金融)プロトコル「マリネードファイナンス(Marinade Finance)」を開発したマリネード・ラボ(Marinade Labs)が構築している。

なおSOLCは、1940年投資会社法に基づく登録ファンドではなく、別の規制枠組みの下で提供されるETP(上場投資商品)のため、同法に基づく投資家保護の適用対象外となる。

ちなみに、SOLCと同様のSOL現物ETFとしては、米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)組成のステーキング対応ソラナ現物ETP「VanEck Solana ETF(VSOL)」があり、ナスダックで11月17日に取引開始された。

また、10月29日には米暗号資産運用会社グレースケール・インベストメンツ(Grayscale Investments)組成のステーキング対応ソラナ現物ETP「Grayscale Solana Trust ETF(GSOL)」があり、米NYSEアーカ(NYSE Arca)で取引開始された。

さらに、10月28日には米暗号資産運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)組成のステーキング対応ソラナ現物ETP「Bitwise Solana Staking ETF(BSOL)」が、NYSEアーカで取引開始された。

参考:カナリー・キャピタル・グループ
画像:PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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