21シェアーズ、「カントンコイン(CC)現物ETP」をパリとアムステルダムの証券取引所に上場

21shares Canton Network ETP上場

暗号資産(仮想通貨)カントンコイン(CC)の現物ETP「21shares Canton Network ETP」が、仏のユーロネクスト・パリ(Euronext Paris)および蘭のユーロネクスト・アムステルダム(Euronext Amsterdam)に上場した。同ETP(上場取引型金融商品)組成のスイスの資産運用会社21シェアーズ(21Shares)が11月18日に発表した。

「21shares Canton Network ETP」は、ティッカーシンボル「CANTN」で取引開始されており、管理手数料は年率2.5%となっている。

ちなみに、11月17日にはCCの現物ETF(上場投資信託)「21Shares Canton Network ETF」に関する登録届出書「フォームN-1A(Form N-1A)」が米SEC(証券取引委員会)に申請された。

なお、CCは金融業界向け分散型ネットワーク「カントンネットワーク(Canton Network)」のネイティブトークンだ。

カントンネットワークは、機関投資家向け金融のために特別に構築されたブロックチェーン。2023年5月にデジタルアセット(Digital Asset)社によって立ち上げられた。2024年6月にメインネットで稼働開始したネットワーク全体の相互運用レイヤー「グローバルシンクロナイザー(Global Synchronizer)」により、複数の資産クラスにわたるリアルタイムで安全な同期と決済を可能にしている。

現在オープンソース化されているカントンネットワークはCCによって駆動され、分散型ガバナンスと協調的なアプリケーション開発をサポートしている。

参考:21シェアーズ
画像:iStocks/olegback・Who_I_am

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
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