デフコンサルティング、リミポ前代表・現SBIクリプトアセットHD田代卓代表取締役をアドバイザーに

デフコンサルティングのアドバイザーにリミポ前代表が就任

デフコンサルティング(Def consulting)が、デジタル資産トレジャリー事業の戦略的推進に向け、SBIクリプトアセットホールディングスの現代表取締役社長である田代 卓(たしろ たかし)氏をアドバイザーに迎えたと11月17日に発表した。

デフコンサルティングは、イーサリアム(ETH)の財務戦略を展開する東証グロース上場のコンサルティング企業。同社はこれまでにETHへ30億9,999万9,908円投資し、現在4,571.142496ETHを保有している。この保有数は、ETHを保有する上場企業の中で世界第14位となる。

田代氏は今後、株主総会での審議等を経て、社外取締役としての選任提案が検討されているという。今回のアドバイザー就任は、それ以前からの早期の支援体制を得るためのものだという。

田代氏は、デフコンサルティングと同じく暗号資産(仮想通貨)の財務戦略を現在進めている東証スタンダード上場企業リミックスポイントで暗号資産事業を統括後、国内暗号資産取引所ビットポイントジャパンの代表取締役社長、リミックスポイントの代表取締役社長を歴任した人物だ。

同氏は現在SBIクリプトアセットHDの他、ビットポイントジャパン取締役、SBIグループの暗号資産関連企業ハッシュハブ(HashHub)取締役、SBI XDC Network APACの取締役など複数の要職に就いている。

田代氏をアドバイザーとして迎えたことでデフコンサルティングは、ガバナンス、リスクマネジメント、Web3金融構築の分野における実戦的知見が得らえるとしている。

今後は、分散型運用(DeFi・ステーキング)の実装やETHトレジャリーの最適化、デジタル資産を活用したコーポレートファイナンスの強化を田代氏の助言のもと推進していくとのことだ。 

参考:デフコンサルティング
画像:iStocks/Aleksei_Derin

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した