ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」、12/26にサービス終了へ

「コインムスメ ドリームレース!」がサービス終了へ

ブロックチェーンゲーム「コインムスメ ドリームレース!」のサービス終了予定が11月11日に発表された。日本時間12月26日15:00をもってゲームおよび関連機能はすべて停止するとのこと。2024年12月のリリースから約1年でのサービス終了となる。

サービス終了の理由は、「ゲームの売上を用いてのトークン買い支え」モデルが1年の運営を経た結果、継続が困難であると判断したためであるとのこと。また、ログイン手段・連携用ウォレットとしていたフェースウォレット(Facewallet)のサービス終了、独自トークン「ムスメコイン(MSM)」上場取引所からの同トークン上場廃止警告など、外部要因への対応コストが継続的に発生し、運営コストの削減が難しい状態になったことも要因として挙げられている。

なお同ゲームは終了となるが、IPとしての「コインムスメ」は継続して運用される予定だという。また「コインムスメ ドリームレース!」提供・開発元のエウレカエンターテインメント(Eureka Entertainment)のCEOである辻拓也氏によると、MSMはDEX(分散型取引所)をベースにして残す予定とのことだ。

また公式のX・ディスコード(Discord)・ユーチューブ(Youtube)チャンネルの運用も引き続き行われるとのこと。ディスコードの運用に関しては、ユーザーへ運営を委譲するという。またユーチューブには段階的に楽曲やPVなどがアップロードされるとのことだ。

なおゲームクローズにあたり、不測の事態を避けるため、早めのトークン出金が推奨されている。

「コインムスメ ドリームレース!」は、ビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)などの暗号資産(仮想通貨)を擬人化したアイドルキャラ「ムスメ」のNFTを集めて育成しつつ、実際の暗号資産価格の騰落率を使ったレースなどで競うゲームとなっている。ゲーム特化ブロックチェーン「オアシス(Oasys)」の「MCH Verse」 上で動作していた。 

参考:コインムスメ
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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