仏大手金融グループのODDO BHF、MiCA準拠のユーロ建てステーブルコイン「EUROD」発行開始

ODDO BHFがユーロ建てステーブルコイン発行

仏パリ拠点の金融グループ「オッド・BHF(ODDO BHF)」が、EU(欧州連合)の「暗号資産市場規制(MiCA/MiCAR:Markets in Crypto Assets Regulation)」に準拠したユーロ建てステーブルコイン「EUROD」を発行したと10月15日に発表した。

EURODは、ポリゴンPoS(Polygon PoS)上で発行されており、スペイン語圏最大級の暗号資産(仮想通貨)取引所ビットゥーミー(Bit2Me)で取り扱われているとのこと。

またEURODの流動性は、暗号資産取引サービス企業フロウデスク(Flowdesk)が提供し、トークン化はデジタル資産インフラストラクチャプロバイダー大手の米ファイアブロックス(Fireblocks)が担うという。

ちなみに、9月30日には仏大手銀行ソシエテジェネラル(Societe Generale)の暗号資産(仮想通貨)部門SGフォージ(SG Forge)発行のステーブルコインが、DeFi(分散型金融)プロトコル「モルフォ(Morpho)」と「ユニスワップ(Uniswap)」に導入された。

両プロトコルに導入されたのは、米ドル(USD)建てステーブルコイン「USDコインバーチブル(USDCV)」とユーロ(EUR)建てステーブルコイン「EURコインバーチブル(EURCV)」。両銘柄はいずれも、EU(欧州連合)の暗号資産規制枠組み「MiCA(暗号資産市場規則)」に準拠したステーブルコインだ。

参考:ODDO BHF
画像:iStocks/Lidiia-Moor・PIXTA

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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