靴卸売業の東邦レマック、10億円でビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)購入へ

東邦レマックがBTCとETH購入へ

婦人・紳士靴の卸売業等を行う東証スタンダード上場企業の東邦レマックが、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を購入する予定を7月15日に発表した。

発表によるとBTCとETHの購入実施期間は7月から2026年の6月の1年間。年間購入上限額は10億円になるという。

購入にあたっては、リスク管理体制や会計処理方針を整備し、安全性と透明性の確保に努めるとのこと。また暗号資産の購入は「信頼性の高い暗号資産取引所」を利用し、段階的に取得を実施するとのことだ。

同社は今回、資産運用および将来のデジタル金融領域への対応力強化を目的として暗号資産の購入枠を設定したとのこと。財務基盤の安定化と将来の成長領域への対応を見据え、段階的に両暗号資産を取得・保有する方針としたとのことだ。

日本国内にてビットコインを定期的に購入する主な企業として、現在世界の上場企業で第5位のビットコイン保有数のメタプラネットや、エネルギー事業等を展開するリミックスポイント、モバイルオンラインゲーム展開のgumi、ファッションブランドのANAP、ファンド事業を展開するAIフュージョンキャピタルグループ、マーケティングおよび不動産のDX事業を手掛けるバリュークリエーションなどがある。

また東邦レマックと同様にビットコインの購入を予定している上場企業として、衣料品の販売店舗を全国に展開するマックハウスや、繊維メーカーの北紡、自動車用樹脂部品の製造・加工・販売をするイクヨ、スマホアプリの開発・運用を主要事業とする東京通信グループなどがある。

参考:東邦レマック
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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