東証グロース上場の東京通信グループ、ビットコイン購入を決定

東京通信グループがビットコイン購入を決定

スマホアプリの開発・運用を主要事業とする東証グロース上場企業の東京通信グループが、ビットコインの購入を決定したと6月30日に発表した。

発表によると購入期間は7月から11月の予定。購入金額は非開示とのことだが、金額は軽微であるという。

また保有するビットコインについては、四半期ごとに時価評価を行い、その評価損益を損益計算書に計上するとのこと。

なお同社によるビットコインの購入は、GameFi(ゲーム×金融)領域における事業拡大を企図したもであるとのことだ。

東京通信グループは、日本市場においてモバイルゲームダウンロード数第1位の実績を持つ企業。2022年12月にGameFi領域への参入を成長領域として位置付けたものの、これまで本格的な取り組みには至っていなかったという。しかし今回社内体制の整備とリソース配分の見直しを経て、実行フェーズへと移行する体制が整ったとのこと。

同社は、これまでに開発してきた6,400タイトルを超える既存ゲームの中から選定した一部のコンテンツをGameFi化する計画だという。これにあたり同社はゲームのインセンティブとして、ビットコインの付与を予定しているとのこと。

この計画に伴い東京通信グループでは、サービス開発の初期段階において必要となる相当額のビットコインを取得する方針としたとのことだ。

なお国内にてビットコインを定期的に購入する主な企業として、現在世界の上場企業で第5位のビットコイン保有数のメタプラネットや、エネルギー事業等を展開するリミックスポイント、モバイルオンラインゲーム展開のgumi、ファッションブランドのANAP、ファンド事業を展開するAIフュージョンキャピタルグループなどがある。

また東京通信グループと同様にビットコインの購入を予定している上場企業として、衣料品の販売店舗を全国に展開するマックハウスや、繊維メーカーの北日本紡績、自動車用樹脂部品の製造・加工・販売をするイクヨなどがある。

参考:東京通信
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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