ブラジル証券取引所上場のメリウズ、2,860万ドル相当のビットコイン購入

Méliuzが3度目のBTC購入

ブラジル証券取引所(B3)上場のテクノロジー企業メリウズ(Méliuz)が、3回目となるビットコイン(BTC)の購入を6月23日に発表した。

発表によるとメリウズは6月20日、275.43BTCを約2,861万ドル(約41.6億円)で取得。1BTCあたりの平均取得額は約10万3,864ドル(約1,560万円)となっている。

また6月23日時点で、メリウズは合計約595.67BTCを保有しているという。これまでの平均取得額は約10万2,702ドル(約1,494万円)となっており、1BTCあたりの取得額は10万3,864ドル(約1,511万円)とのこと。

なおメリウズは、ブラジルで初めてビットコインを財務資産として保有した上場企業である。同社が前回BTCを購入したのは今年5月15日。同社は274.52BTCを約2,840万ドル(約41.3億円)で取得した。また初回購入は3月31日に実施されており、45.73BTCを約410万ドル(約5.9億円)で取得した。

またメリウズのBTC利回りは、2025年第1四半期から第2四半期にかけて908%に達したという。前回のビットコイン取得を発表した5月15日以降の36日間では、44%の伸びを記録したとのこと。これは月間換算で約35.4%に相当するという。

ビットコイントレジャリーズ(Bitcoin Treasuries)によると、記事執筆時点(2025年6月24日12:00)でメリウズのBTC保有量は上場企業の中で第36位だ。なお同社はラテンアメリカにおける上場企業として最大のBTC保有量を誇る。

参考:メリウズ
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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