バイナンスに米ドルステーブルのFirst Digital USD(FDUSD)上場へ

バイナンスにFDUSD上場へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産ファーストデジタルUSD:First Digital USD(FDUSD)の取り扱い予定を7月26日発表した。

FDUSDは現物取引にて取り扱われ、 BNB/FDUSD、FDUSD/BUSD、FDUSD/USDTの取引ペアがサポートされるという。

なお当初は7月26日8:00(日本時間:同日17:00)より取り扱いが開始になるとのことだったが、FDUSDペアの流動性プロバイダーに技術的な問題が発生したことを理由に同日9:45(日本時間:18:45)にFDUSDの取引を一時停止。同日14:00(日本時間:23:00)より取引を再開している。

また出金については27日8:00(日本時間:同日17:00)より対応が開始されるとのことだ。

なおバイナンスはFDUSDの取り扱いを記念して、すべてのFDUSDスポット取引ペア、および新規のFDUSDスポット取引ペアと証拠金取引ペアでメーカー手数料をゼロにするプロモーションイベントを開催している。

First Digital USD(FDUSD)とは

FDUSDは、香港に拠点を置くカストディアン及び登録信託会社の「ファーストデジタル(First Digital)」が発行する担保型の米ドルステーブルコイン。ユーザーは FDUSD トークンを米ドル相当の現金同等物と引き換えることができるという。

BNBチェーン及びイーサリアム(Ethereum)で発行されており、バイナンスは両ネットワークのFDUSDをともにサポートする。

現在FDUSDは、流通しておらずバイナンスが初の取り扱いとなる。またBNBチェーンとイーサリアムで合計約10億ドル分発行されている。

関連ニュース

参考:バイナンス
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

合わせて読みたい記事

【5/10話題】ドコモがweb3サービスを海外展開、SBI VCトレードがXRPレジャーのバリデータになど

ドコモがweb3サービスを海外展開か、新会社設立も=報道、SBI VCトレード、「XRPレジャー」のバリデータに、メタプラネットがビットコイン追加購入を報告、合計保有数117.7217BTCに、カナダ当局、バイナンスにマネーロンダリング違反で438万ドルの罰金、バイナンスローンチプール、テレグラムのゲーム内通貨「Notcoin(NOT)」取扱開始へ、バイナンスジャパン、SAND/ETHの取引ペア廃止、米下院、SECの暗号資産会計ルール「SAB121」無効化を決議、ホワイトハウスは法案に拒否の姿勢、バイナンス、VIP顧客「DWF Labs」の市場操作疑惑報道を否定