米コインベースにNFTゲームプラットフォームの「Vulcan Forged PYR(PYR)」上場へ

米コインベースにPYR上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産「ヴォルケンフォージドピーワイアール:Vulcan Forged PYR(PYR)」の取り扱い予定を11月29日に発表した。

PYRの取り扱いは流動性条件が満たされ次第、「コインベースドットコム(Coinbase.com:販売所)」及び、同社提供の個人トレーダー向けプラットフォーム「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange)」にて日本時間11月30日2:00(PT:29日9:00)以降に取引開始される予定だ。なお日本居住者のコインベースユーザーはサポート対象となる。

取引ペアについては、PYR-USDがサポートされることになっており、取引は段階的に開始されるという。

なお今回サポートされるPYRはイーサリアムのトークン規格ERC-20で発行されたトークンとなる。

Vulcan Forged PYR(PYR)とは

ヴォルケンフォージットは複数のブロックチェーンゲームを取り扱い、またNFTマーケットプレイスも展開をしているプラットフォームだ。主要ゲームタイトルはヴォルケンバース(VulcanVerse)とベルセルク(Berserk)。PYRは同プラットフォームのネイティブトークンとして、ゲーム内でのNFTや土地などの資産の購入やステーキングにも利用が出来る。

なお現在のところPYRはバイナンス(Binance)やクーコイン(KuCoin)、クリプトドットコム(Crypto.com Exchange)、ゲート(Gate.io)、ビットトレックス(Bittrex)など多くの暗号資産取引所で取り扱われている。またユニスワップV2(Uniswap V2)やクイックスワップ(QuickSwap)などの分散型取引所(DEX)でも取引されている。

またPYRの時価総額は約121億円となっている(11/29 12:10コインマーケットキャップ調べ)。

関連ニュース

米コインベースにアバランチの「BENQI(QI)」上場

MakerDAO、コインベースのカストディで約2380億円を運用へ

コインベース、法定通貨によるUSDC購入手数料が免除に

米コインベース、シンガポールで決済機関のライセンス取得

グーグルクラウドとコインベースがweb3で提携、サービス料の暗号資産決済など対応へ

参考:ビットフロント
デザイン:一本寿和
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した