NBAボストン・セルティックス、チリーズのSocios. comと提携

NBAボストン・セルティックス、チリーズのSocios. comと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するチリーズ(Chiliz)が、全米プロバスケットボール協会 (NBA​)所属のボストン・セルティックス(Boston Celtics)との公式パートナーシップを7月7日発表した。

「Socios.com」がNBAチームと提携するのは、6月にパートナーシップを締結したフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(76ers)に次ぐ2例目となる。

チリーズ(Chiliz)が運営する「Socios.com」では、プロスポーツチームがファントークンを発行・販売することで資金調達ができる。またファンはそのファントークンを購入することでクラブチームが行う投票企画に参加できる権利や、グッズなどを入手できる権利などを取得できる仕組みとなっている。

なお発表の中ではトークン発行については触れられていない。今回の提携によりソシオスドットコムのロゴがセルティックスが発信するコンテンツに表示される他、セルティックスのロゴを「Socios.com」が使用し、国際的なマーケティング活動に利用するようだ。

リリースにてチリーズは、このパートナーシップは「Socios.com」の米国スポーツ産業への拡大の一環であるとし、本拠地であるヨーロッパでの既存のプレゼンスを高めながら、世界をリードするスポーツ施設を備えた米国、アジア、南米でのファントークンの発売を計画しているとのことだ。

なおチリーズは2021年にマドリード、イスタンブール、サンパウロ、ブエノスアイレスに新しい地域本部を開設しており、北米に新しいオフィスを開設する予定も発表している。

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参考:Socios.com
デザイン:一本寿和
images:iStocks/msan10

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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