USDC開発の米サークル、約480億円の資金調達

USDC開発の米サークル、約480億円の資金調達

ステーブルコインUSD Coin(USDC)を開発したP2Pの決済テクノロジー企業であるサークル(Circle)が、4億4,000万ドル(約480億円)の資金調達を実施したことを5月28日発表した。

今回の投資の参加者は金融大手フィデリティ(Fidelity Management and Research Company)、暗号資産VCのデジタルカレンシーグループ(Digital Currency Group)、暗号資産(仮想通貨)取引所FTX、アトラスマーチャントキャピタル(Atlas Merchant Capital)、ヴァローラキャピタル(Valor Capital Group)などの企業が含まれるとのことだ。

またブロックチェーンメディアのTheBlockは、今回のサークルの資金調達がSPAC(特別目的買収会社)を利用した上場をする狙いがあるのではと報じている。 

なおサークルはリリースにて「この資金調達は、プライベート・フィンテック投資領域のトップ10 に入るものであり、同社の持続的な成長、組織的な発展、市場拡大の機会を後押しします」とコメントしている。

参考:Circle
デザイン:一本寿和
images:iStock/BadBrother

この記事の著者・インタビューイ

呉心怡

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

「あたらしい経済」編集部
中国・浙江省出身の留学生。東京女子大学 人文学科に在学中。
文章を書くことが好き。中国語、英語、日本語の3か国語を話す。あたらしい経済では持ち前の語学力を活かし、ニュース記事を執筆。ブロックチェーンや経済分野については勉強中。

合わせて読みたい記事

【12/18話題】コインベースが取引プラットフォーム拡張へ、トリコがミントタウンと提携でETH購入へ、XRP現物ETF純流入10億ドル超など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

トリコがミントタウンと資本業務提携、約8億円でイーサリアム購入へ

全巻セット専門ネット書店の「漫画全巻ドットコム」などを展開する東証グロース上場企業トリコ(TORICO)が、暗号資産(仮想通貨)投資事業の開始に向け、Web3ゲームおよびプラットフォーム事業を手掛けるミントタウン(Mint Town)と資本業務提携の契約を締結したと12月17日に発表した