米ノースダコタ州ウィリストン市、光熱費支払いに暗号資産導入

米ノースダコタ州ウィリストン市、光熱費支払いに暗号資産導入

米国ノースダコタ州ウィリストン市が、光熱費(電気・ガス・水道)などの公共サービスの支払いに暗号通貨(仮想通貨)決済の導入をすることを5月13日発表した。 なお公共サービスの支払いに暗号資産を受け入れる自治体は全米で3番目となった。また発表によると、ウィリストン市は最大の暗号資産決済プロバイダーであるBitPay(ビットペイ)と連携するとのことだ。

現時点で、暗号資産による決済手段は公共サービスの支払いのみに適用されている。今後実施する品質評価により、暗号資産決済を許可証やライセンスなどの支払いにも拡大する予定だと伝えられている。

ウィリストン市はBitpay以外にも現金、小切手、クレジットカードおよび自動支払いプラン(ACH)などの支払い方法に加え、2021年6月から「Google Pay」や「Apple Pay」、年末から「PayPal」や「Venmo」での支払いオプションを選択できるようにするという。しかし電子決済の3%の手数料と比べて、BitPayの手数料は1%でよりコストを節約できるとのことだ。

ウィリストン市の財務理事であるヘラクレス・カミングス(Hercules Cummings)氏は「支払いの多様化は、ウィリストン市が新しい技術に非常に興味を持っており、適応能力が強くて新しいテクノロジーを受け入れることができ、市民に価値を推進することを示しています。」とリリースにて述べている。

参考:ウィリストン市

(images:iStocks/AlionaManakova・LongQuattro

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【5/2話題】ビットコインが下落、米検察がブロック捜査、レイヤーゼロがスナショなど

ビットコインが6%近く下落、FOMC控え 最高値から22%安、米連邦検察、米決済ブロックの社内業務を調査=報道、レイヤーゼロがスナップショット実施、エアドロ間近か、テザー社、Q1が過去最高益45億ドル超に、純資産額も初公表、米セキュリタイズがブラックロックらから4700万ドル調達。サークル、アプトスラボ、パクソスも参加、HashKey DX・リップル・SBI Ripple Asiaが提携、法人向けの「XRP Ledger」の日本市場導入で、「スイ(SUI)」のミステンラボ、グーグルクラウドと提携、親クリプト派マクヘンリー米下院議員、SECのイーサリアム調査を非難、ストライプで「AVAX」の購入が可能に、アバランチとコアウォレットに統合で、ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に、イーサリアムL2「Scroll」がアップグレード実施、EIP-4844に対応、クリプトヴィレッジのLocal DAO、旧山古志に続き「長野県天龍峡」と「宮崎県椎葉村」を選定。「Nishikigoi NFT」保有者の投票で決定へ

ユニスワップウォレットに「Robinhood Connect」統合、ロビンフッド内の資金で暗号資産購入可能に

「ユニスワップ(Uniswap)」のモバイルアプリ「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」にオンランプ機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、同アプリではロビンフッド内の資金で暗号資産(仮想通貨)の購入が可能となった。このことはユニスワップが4月29日発表した