Bybitが英国でのサービス提供を停止へ

Bybitが英国でのサービス提供を停止へ

シンガポールに拠点を置く海外暗号資産(仮想通貨)取引所Bybit(バイビット)が英国での同国居住者を対象としたサービス提供を停止することを3月5日発表した。

この決定は英国の金融規制当局であるFCA(Financial Conduct Authority:金融行動監視機構)による暗号資産のデリバティブ取引の規制に準拠するためであるとのことだ。

Bybitはリリースにて、英国居住者のユーザーに対し現地時間で3月31日午前8:00までにポジションの清算と出金を行うことを促している。

また英国の携帯電話番号やIPアドレスを使用した新規登録については直ちに制限がされるとのことだ。

FCAでは2020年1月に英国にて暗号資産デリバティブを行う企業に対し、21年1月までに同機関へのライセンス登録の必要があることを通知し、 FCAは今年1月にその対象の企業へライセンス登録を申請していない場合は1月10日までに事業を停止する必要があるとメールにて警告していた。

参考リンク:Bybit

(imaes:iStocks/)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

カルシ、米国向けにセイネイティブの「SEI」と「USDC」入出金に対応

米予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)で、レイヤー1ブロックチェーン「セイ(Sei)」のネイティブトークンSEIおよび同ネットワーク上の米ドル建てステーブルコインUSDCの入出金が可能になり、同資産を用いたイベント契約取引の資金移動ができるようになった。Xより12月3日に発表されている

シタデル・セキュリティーズ、トークン化証券とDeFiに取引所・証券会社規制の適用を提言。業界側から反発の声も

米大手マーケットメイカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)が、トークン化された米国株式を取り扱うDeFi(分散型金融)プロトコルに対しても、取引所およびブローカー・ディーラーとしての規制を適用すべきだとする意見書を米証券取引委員会(SEC)に12月2日に提出した