GMOインターネットがタイで暗号資産(仮想通貨)取引所Z.com EXのサービス開始

GMOがタイで暗号資産(仮想通貨)取引所Z.com EXのサービス開始

GMOインターネットグループのタイ現地法人であるGMO-ゼットドットコム・クリプトノミクス(GMO-Z.com Cryptonomics)が暗号資産(仮想通貨)取引所「Z.com EX」のサービス提供を開始したことを2月22日に発表した。同取引所はタイ証券取引委員会およびタイ財務省から認可を取得している。

リリースによると、タイでデジタル通貨や仮想通貨が「暗号資産」として法律上定義されていることやタイ中央銀行が積極的に中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証実験を行っていることなどから、タイは国を挙げてデジタル資産に取り組んでおり、暗号資産関連分野での成長が期待できるとのことだ。

Z.com EXはビットコイン(BTC)、イーサリアム(Ethereum)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ステラルーメン(XLM)の6銘柄を取り扱っており、いずれの銘柄もタイバーツとのトレードが可能となっている。

Z.com EXは現在ウェブサイトから利用可能であり、2021年3月下旬にはモバイルアプリからも利用可能になる予定とのことだ。

編集部のコメント

GMOインターネットグループは積極的に暗号資産関連事業を展開しています。

今月17日にはGMOインターネットが発行する円ペッグのステーブルコインGYENおよび同社の米国法人であるGMO-Z.com Trustが発行するドルペッグのステーブルコインZUSDの暗号資産取引所リキッド・グローバル(Liquid Global)への上場が発表されました。

コメント:小俣淳平(あたらしい経済)

(imaes:iStocks/pgraphis・null)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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