オーストリアの切手・マーキング装置企業コラップ(COLOP)がブロックチェーンでの電子・紙書類の認証ソリューション「e-mark Secure」開発

オーストリアの切手・マーキング装置企業コラップがブロックチェーンでの電子・紙書類の認証ソリューション「e-mark Secure」開発

オーストリアの切手・マーキング装置メーカーコロップ(COLOP)が、ブロックチェーン上で電子文書や紙文書を検証・認証するソリューション「e-mark Secure」を開発したと2月1日にLedgerinsightsが報じた

コロップのコーポレートサイトによるとコロップは世界130の市場で事業を展開しており、輸出率は98%、そして世界中で550人以上の従業員を雇用しているようだ。

「e-mark Secure」では、デジタルスタンプによる文書の認証と第三者への文書などの真正性の担保することができるとのこと。文書の真正性を確認するには、モバイル端末と標準的なQRコードリーダーアプリでQRコードをスキャンし、コロップ認証アプリをインストールする必要がある。アプリ内では、いつどこで「e-mark」が作成されたか、認証者の連絡先、原稿のスキャンコピーなどの情報を確認することができるようだ。

あたらしい経済編集部は実際に、コロップが提供する認証アプリ「ColopSecure」をダウンロードして、プレスリリースのQRコードをスキャンしてみた。確かにそのQRコードをスキャンすることで、誰がいつ作成したのかなどの情報を確かめることができた。

QRコード
QRコード

 

QRコードスキャン後の情報

文書に関する情報や認証された文書に関する情報は、QRコード内で暗号化されたデータとなり、レコードの受信者のみがアクセスできるようになるとのこと。

認証されたすべての文書の暗号化されたデータは、ブロックチェーン上のトランザクションとなり、勝手に削除したり編集したりすることはできず、詐欺や偽造の機会を制限することができるようになる。

(images:iStocks/Maksym-Rudoi・Kateryna-Bereziuk)

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あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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