米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースがナスダックへ直接上場か

米暗号資産取引所コインベースがナスダックへ直接上場か

米暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、世界最大の新興企業向け株式市場であるナスダックへ直接上場する予定であると、2月1日にThe Blockが報じた。The Blockはサンフランシスコ在住のコインベースの事情に詳しい2人の情報筋からこの情報を取得したとのこと。

コインベースは未上場株のセカンダリーマーケットであるナスダック・プライベート・マーケットでコインベース株の流通機会を提供している。

The Blockによれば、ナスダック・プライベート・マーケットでコインベースの株式は1株200ドルの価格で取引されたとのことだ。つまりコインベースは2億5,400万株の株式を発行しており、企業評価額として約5兆3,260億円(約508億ドル)となる。

編集部のコメント

企業の直接上場の事例としては、2018年4月にスポティファイ(Spotify)がニューヨーク証券取引所へ直接上場、2019年6月にはSlackがニューヨーク証券取引所へ直接上場しました。コインベースは2015年のシリーズCラウンドでニューヨーク証券取引所から資金調達を行っています。

しかし株式上場はナスダックで行われるということで、その理由が気になるところです。

ナスダックでは直接上場の事例が少なく、ナスダックとコインベースは結託して、新たな上場スタイルを世の中に提示したいのかもしれません。

コメント:竹田匡宏(あたらしい経済)
(images:iStocks/Funtap・Bluehousestudio)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/19話題】アプトスラボが金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンスが違約金支払いインド再参入かなど

アプトスラボ、マイクロソフト・SKテレコム・ボスコンらと提携。金融機関向けプラットフォーム「Aptos Ascend」構築へ、バイナンス、約3億円の違約金を支払いインド再参入か=報道、バイナンスがドバイでVASPライセンス取得、個人投資家にもサービス提供可能に、バイナンス、トークンローンチプラットフォーム「Megadrop」公開。「BounceBit(BB)」取扱へ、イーサリアムのモバイルOS開発「ethOS」、web3スマホ「ethOS phone」発売開始、米クラーケン、独自開発のセルフカストディウォレット「Kraken Wallet」リリース、OKX、レイヤー2ブロックチェーン「X Layer」ローンチ