米チェイナリシス(Chainalysis)が日立製作所とSB C&Sと販売パートナーシップ締結

米チェイナリシス(Chainalysis)が日立製作所とSB C&Sと販売パートナーシップ締結

米ブロックチェーン分析企業チェイナリシス(Chainalysis)が株式会社日立製作所とSB C&S株式会社の2社と販売パートナーシップを締結したことを12月7日発表した。

この販売パートナーシップはチェイナリシスが世界中の政府機関、取引所、金融機関、保険会社、サイバーセキュリティ企業と信頼関係を構築することで、暗号資産(仮想通貨)の安全な普及を促進することを目的に4月に開始したプログラムである。

チェイナリシスは今回のパートナーシップにより、日立製作所と公共分野にて付加価値再販業者(VAR)として協業していくとのこと(VAR:既存のハードウェアやソフトウェアにいくつかの機能を付加価値として追加し、主にエンドユーザーに対し製品として再販する業者のこと)。

またリリースによると、ソフトバンクのグループ会社SB C&Sにおいてチェイナリシスはブロックチェーン関連のソリューションとしては初のラインナップとなるようだ。

チェイナリシスのCRO(最高収益責任者)であるジェイソン・ボンズ(Jason Bonds)氏は「当社がグローバルに事業を拡大し続ける中で、暗号通貨調査ソフトウェアとブロックチェーン技術の需要に応えるために、当社を支援してくれる企業とパートナーを組むことは重要です」とリリースにて述べている。

編集部のコメント

チェイナリシスはブロックチェーンのトランザクションのモニターソフトや、ブロックチェーンのコンプライアンス管理ソリューションを提供している企業です。同社の主な顧客は政府機関や金融機関です。

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コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:iStock/antoniokhr)

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

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