ユーロ建てステーブルコイン「EURAU」、ステラ上でドイツの福利厚生プログラムに本番利用

EURAUがドイツの福利厚生プログラムで本番利用

オールユニティ(AllUnity)が発行するユーロ建てステーブルコイン「EURAU」が、レイヤー1ブロックチェーン「ステラ(Stellar)」を通じて、ドイツの従業員向け福利厚生プログラムで実運用されている。

同プログラムで福利厚生資金の配布基盤を提供するゼベック(Zebec)が9月16日付の公式ブログで明らかにした。 同プログラムは、参加企業が拠出する福利厚生向けの資金を、ドイツの既存の税制に沿って従業員に提供する取り組みだ。雇用主がゼベックを通じて福利厚生向けの資金を割り当てると、その金額に相当するEURAUがステラ上で従業員のデジタルウォレットへ移転される。従業員は、所定の利用用途の範囲内で給付を利用する。

ゼベックによると、政府が定めた福利厚生の枠組みを、規制対象のステーブルコインを使ってオンチェーン化した欧州初の事例だという。

また同プログラムでは、ドイツ所得税法第8条に定める非現金給付の税務上の取り扱いを活用しているという。同条は、非現金給付の評価方法や、一定の条件を満たす場合の税務上の取り扱いを定めている。

ただし、ゼベックによると、税制上の優遇の適用は、プログラムの設計や認められる利用用途、雇用主による実施方法などに左右される。

なお同プログラムは6月25日、パイロットプログラムとして発表されていた。ゼベックは、同プログラムが実運用に移行したと説明している。

またオールユニティは4月13日、EURAUをステラに統合したと発表している。これにより、ステラ上でEURAUを使ったユーロ建てのオンチェーン決済や資金移転が可能になった。 

画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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