ロビンフッド、予測市場でOG[.]comと提携。クリプトドットコムの株式取得へ

OG.comの取引・清算基盤を利用へ

米金融サービス企業ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets)が、予測市場プラットフォーム「オージードットコム(OG.com)」と複数年の提携を結んだ。海外暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が9月8日に発表した。

オージードットコムは、クリプトドットコムから分離・独立した企業として運営されている。ロビンフッドは今回の提携の一環として、クリプトドットコムとオージードットコムの株式を保有する予定だという。今回の発表では、具体的な持分比率や株式の取得額は明らかにされていない。

予測市場は、スポーツや選挙、経済指標など将来の出来事の結果に連動する「イベント契約」を取引する仕組みだ。

今回の提携により、ロビンフッドは個人向けイベント契約の一部を、オージードットコムの米商品先物取引委員会(CFTC)規制下のデリバティブ取引所・清算機関へ取り次ぐ。オージードットコムを通じたイベント契約は、ロビンフッドのアプリ上で、9月8日から対象となる米国の顧客へ段階的に提供される。

ロビンフッドによると、同社はまずアメリカンフットボール関連の一部契約をオージードットコムへ取り次ぐという。また同社は、既存の取引先であるカルシ(Kalshi)、フォーキャストEX(ForecastEX)、ロセラ(Rothera)への取り次ぎも継続する。

ロビンフッドが保有する株式の価格は、米マーケットメーカーのシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)がクリプトドットコムへ投資した際のグループ評価額200億ドル(約3兆762億円)に沿って設定される。今回の発表では、オージードットコム単体の評価額は50億ドル(約7,691億円)とされている。

ロビンフッドによると、同社の予測市場サービスにおけるイベント契約の累計取引数量は450億契約を超えている。2026年1~8月の取引数量は300億契約超に達したという。

なおクリプトドットコムは、2026年2月3日に予測市場専用プラットフォーム「オージー(OG)」の米国向けの提供開始を発表していた。また、ロビンフッドとクリプトドットコムの予測市場分野での提携協議については、米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」が7月24日に報じていた。

参考:プレスリリース
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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