テレグラム、ネイティブのノンカストディアル型「Gram Wallet」展開へ。10億人超向けに今夏導入予定

既存ウォレットに加えテレグラム標準の新ウォレット

メッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」のすべてのアプリに、ネイティブのノンカストディアル型暗号資産(仮想通貨)ウォレット「グラム・ウォレット(Gram Wallet)」を今夏に導入する計画を、テレグラム創業者兼CEOであるパベル・ドゥロフ(Pavel Durov)氏が7月21日に発表した。

ドゥロフ氏は、この展開について「人類史上最大規模のノンカストディアル型暗号資産ウォレットの展開になる」と説明し、「10億人を超えるユーザー向けに、即時かつ手数料無料の暗号資産取引が現実になる」と述べた。

テレグラムではこれまで、トン(The Open Network:TON)のアプリケーション開発を支援するザ・オープン・プラットフォーム(The Open Platform:TOP)が開発した「ウォレット・イン・テレグラム(Wallet in Telegram)」が提供されている。同サービスでは、カストディアル型の「クリプト・ウォレット(Crypto Wallet)」と、ノンカストディアル型の「DeFi Account(旧TON Wallet)」を利用できる。

今回ドゥロフ氏が発表したグラム・ウォレットは、テレグラムアプリに標準搭載されるネイティブのノンカストディアル型ウォレットとして導入される予定だ。なおグラム・ウォレットと既存のウォレット・イン・テレグラムの関係性については明らかにされていない。ドゥロフ氏は、テレグラムのすべてのアプリにグラム・ウォレットを導入すると説明している。

ノンカストディアル型ウォレットは、ユーザー自身が秘密鍵を管理するウォレットを指す。一方、ドゥロフ氏は、グラム・ウォレットと既存のクリプト・ウォレットの関係性については説明していない。また、対応する暗号資産や提供開始時期の詳細、対象地域なども明らかにされていない。

なおテレグラムは先月、トークン「トンコイン(TON)」を「グラム(GRAM)」へリブランドする計画を発表している。今回のグラム・ウォレットの発表は、その取り組みに続く新たな動きとなる。

参考:テレグラム
画像:PIXTA

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この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

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