スペイン当局、ポリマーケットとカルシに制裁手続き開始、ウェブサイト遮断を命令

スペインがポリマーケットとカルシのウェブサイト遮断へ

スペインの消費者行政を管轄する社会権・消費者問題・2030アジェンダ省が、予測市場プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)とカルシ(Kalshi)に対し、賭博規制違反の可能性があるとして制裁手続きを開始した。5月26日に発表された。

なお同手続きは、同省傘下のスペイン賭博規制総局(DGOJ)が担当。同省は、手続きの最終決定までの暫定措置として、スペイン国内での両プラットフォームのウェブサイト遮断命令を出したとのこと。行政手続きにあたり国外にある両プラットフォームの所在地宛てに直接通知を行ったというが、反応が得られず今回の措置に至ったとのこと。最終決定は3~4ヶ月かかる見込みとのことだ。

発表によると両プラットフォームは、義務付けられている行政上の認可を得ずにスペインで運営していた可能性があるとのこと。

DGOJは、スペインでは他の欧州法域と同様に、不確実な将来の結果に賭ける場合、予測市場は偶然性を伴う賭博の性質を有するとみなされると説明している。そのため、スペイン国内でこれを運営するには、特定の行政ライセンスを取得する必要があるとしている。

なおスペイン以外でも各国当局が予測市場への対応を進めている。ポリマーケットについては、フランス、ベルギー、スイス、オーストラリア、インドネシア、コロンビアなどの当局発表や公的リストで、ジオブロック、アクセス遮断、ブロックリスト掲載などの措置が確認できる。一方、カルシの公的資料で確認できる同プラットフォームの遮断措置は、現時点でスペインおよびフランスが中心だ。

またフランスの賭博規制当局ANJは、ポリマーケットが必要なライセンスを持たずに賭博サービスを提供しているとして、ドイツ、ベルギー、ルーマニア、スイス、オランダ、ポーランド、ギリシャ、キプロス、ウクライナ、ポルトガルでアクセス遮断の対象になっていると説明している。

参考:発表
画像:PIXTA

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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