トークン化株式「xStocks」、オンチェーン取引エンジン「xChange」提供開始

トークン化株式の取引エンジン「xChange」発表

株式トークン化プロダクト「xストックス(xStocks)」が、オンチェーン取引エンジン「xチェンジ(xChange)」の提供を開始する。公式Xで3月5日に発表された。

xチェンジは、トークン化株式「xストックス」の取引を可能にするオンチェーン取引エンジンだ。株式市場の流動性をオンチェーン上で統合する「統合実行レイヤー(unified execution layer)」として設計されている。なおxチェンジはソラナ(Solana)およびイーサリアム(Ethereum)に対応するとのこと。

発表によるとxチェンジでは、米国株やETFなど70以上のトークン化資産の取引が可能になる予定で、アップル(Apple)、エヌビディア(Nvidia)、テスラ(Tesla)、S&P500などの銘柄が含まれるとしている。

xチェンジの取引は「アトミック決済(atomic settlement)」により実行され、部分約定が発生しない仕組みを採用しているという。また価格はリアルタイムの公開市場データを参照すると説明されている。

またxチェンジは複数のDeFiプロトコルと接続する仕組みとして設計されている。発表によると、チェーンリンク(Chainlink)のオラクルを利用することでイーサリアムユーザーはカウスワップ(CoWSwap)およびワンインチ(1inch)からアクセスできるほか、今後はパンケーキスワップ(PancakeSwap)やリファイ(LI.FI)などへの対応も予定されているという。

さらにソラナでは、タイタンエクスチェンジ(Titan Exchange)、ディーフロー(dFlow)、カミノスワップ(Kamino Swap)、バイリアル(Byreal)などのアグリゲーターへの統合も予定されていると説明されている。

なお、オンチェーンデータサイト「ディファイラマ(DeFiLlama)」のデータによると、xストックスのTVL(Total Value Locked)は3月4日にかけて大きく増加し、3月5日時点で約3億8,000万ドル(約599億円)規模まで拡大している。

参考:DeFiLlama
画像:PIXTA

関連ニュース

この記事の著者・インタビューイ

渡邉洋輔

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

「あたらしい経済」編集部 記者
ブロックチェーンおよびデジタル資産分野を専門とし情報発信を行っている。オンチェーンデータや流動性構造など、市場設計の観点からのリサーチにも取り組んでいる。

合わせて読みたい記事

【3/6話題】ジャスティン・サンのSEC訴訟和解へ、ICEがOKXに出資、米銀規制当局がトークン化証券の資本規制を明確化など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

クロスミント、ソラナ基盤ステーブルコイン「USDPT」展開支援へ、ウェスタンユニオンと提携

ステーブルコインインフラ企業クロスミント(Crossmint)が、米送金大手ウエスタンユニオン(Western Union)と提携し、同社が計画する米ドル建てステーブルコイン「USDPT」および「デジタル・アセット・ネットワーク(Digital Asset Network)」の展開を支援すると3月4日に発表した