オプティミズム財団、スーパーチェーン収益の50%でOPトークン買い戻し提案

オプティミズムがOPトークンを買い戻し提案

イーサリアム(Ethereum)のレイヤー2開発スタックを提供する「オプティミズム(Optimism)」の支援団体であるオプティミズム財団(Optimism Foundation)が、「スーパーチェーン(Superchain)」の各チェーンから還元されるシーケンサー収益の50%を活用し、OPトークンの買い戻しを行う提案を1月8日に発表した。

同提案は、スーパーチェーンの成長とOPトークンの役割をより直接的に結び付けることを目的としたもの。ガバナンス提案として1月22日に投票が予定されている。可決された場合、OPトークンの月次買い戻しは2月から開始される見通しだ。

オプティミズムは、ブロックチェーン開発スタック「OPスタック(OP Stack)」を基盤とした複数のロールアップチェーンで構成されるスーパーチェーンから収益を得ている。スーパーチェーンには、「オプティミズム・メインネット(OP Mainnet)」の他、ベース(Base)、ユニチェーン(Unichain)、ワールドチェーン(World Chain)、ソニューム(Soneium)、インク(Ink)などが参加している。

これらスーパーチェーンに参加するロールアップチェーンは、トランザクションの順序付けを行うシーケンサーによる収益の一部をオプティミズム側に還元する仕組みとなっている。オプティミズムによると、過去12か月間でスーパーチェーン全体から5,868ETHの収益を獲得しており、その全額がオプティミズムのガバナンス管理下にあるトレジャリーに積み立てられてきたという。

今回の提案では、今後1年間にわたりスーパーチェーンから新たに得られる収益の50%を、毎月OPトークンの買い戻しに充てるとしている。取得したOPトークンはトレジャリーに還流され、将来的にはバーン(焼却)やステーキング報酬としての配分などが検討される可能性がある。これらの扱いについては、引き続きガバナンスの管理下に置かれる。

また同提案では、買い戻しに充てられない残り50%のETH建て収益について、オプティミズム財団が直接管理可能にすることも盛り込まれている。既存のステーキングプログラムに加え、スーパーチェーン全体の経済圏拡大を目的としたより柔軟なトレジャリー運用を可能にする狙いがあるとされている。

なお月次の買い戻し実行は、OTCプロバイダーを通じてETHをOPへ転換する想定とされている。

参考:オプティミズム
画像:iStocks/dalebor

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