イーサリアムの日次トランザクション数、約220万件で過去最高水準に

イーサリアムの取引件数が増加

レイヤー1ブロックチェーン「イーサリアム(Ethereum)」の1日あたりのトランザクション件数が約220万件に達した。オンチェーンエクスプローラーの「イーサスキャン(Ethscan)」で確認できる。

イーサスキャンのデータでは、12月29日にイーサリアム上で処理されたトランザクション数が約223万件に達しており、2015年のローンチから過去最高水準を記録したことがわかる。なおイーサリアムのトランザクション数は、NFTや分散型金融(DeFi)の利用が拡大した2021年以降も増減を繰り返してきたが、直近では再び増加傾向が確認されている。

一方、1取引あたりの平均手数料は約0.17ドル(約27円)まで低下している。過去には2022年5月に1取引あたり200ドル超まで上昇した時期もあったが、現在は大幅に抑えられた水準で推移していることがデータから伺える。

イーサリアムは、2025年12月に次期大型アップグレード「フサカ(Fusaka)」がメインネットで実装されている。データ可用性の検証方式の見直しや、1取引あたりのガス使用量に上限を設ける仕組みなどが導入された。

また、フサカではノードがすべてのデータを保持せずともネットワークの安全性を検証できる仕組みや、大規模な取引がブロックを占有しにくくする設計変更が行われている。これらは、将来的なスケーリングを見据えた前提整備として位置づけられている。

なお、オンチェーン分析プラットフォームの「トークン・ターミナル(Token Terminal)」のデータによると、2025年第4四半期にはイーサリアム上で新たに作成・公開されたスマートコントラクトの数が約870万件に達し、四半期ベースで過去最多を記録したという。トランザクション件数の増加とあわせ、イーサリアムのレイヤー1上では利用状況と開発活動の双方が高水準で推移していることがデータから確認できる。

参考:イーサスキャン
画像:PIXTA

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