KLab、ビットコインとゴールドの購入開始
ゲーム事業を展開する東証プライム上場企業クラブ(KLab)が、ビットコイン(BTC)とゴールドの購入開始を12月25日に発表した。
この購入は同社が12月5日に発表した、ビットコインと金を組み合わせた財務戦略「デュアル・ゴールド・トレジャリー戦略」に基づき行われた。
発表によるとクラブが今回購入したビットコインは3.17BTC。ゴールドは、現物国内補完型の純金上場信託1,860枚だ。ビットコインの購入単価は1,383万1,211円とのことで推定購入金額は4,384万4,938円となる。またゴールドは購入単価21,514円のため、推定購入金額は4,001万6,040円になる。
これにより同社が保有するビットコインは、以前から保有する1.19828BTCと合わせて4.36828BTCとなった。
クラブは、価格のボラタリティを考慮し、一度に大量購入するのではなく、少量ずつ時間をかけて購入する戦略をとると説明している。またビットコインと金の購入割合は6対4とのことだ。
デュアル・ゴールド・トレジャリー戦略では、発行上限があり希少性が高いデジタルゴールド「ビットコイン(成長エンジン)」と、歴史的な価値保存手段であり市場混乱時に強さを発揮する「金(安定のアンカー)」という、性質の異なる2つの「ゴールド」を組み合わせることで、インフレ耐性を高めつつ、リスクを抑制した資産成長を目指すとされている。