繊維メーカーの北紡、約4億円でビットコイン追加購入

北紡がビットコイン追加購入

東証スタンダード上場の北紡が、ビットコインの追加購入を10月2日に発表した。

今回の発表によると北紡は、9月1日から30日までの1ヶ月間で、合計2.27BTCを購入。購入金額は3,831万1,365円で平均取得単価は1,687万7,253円とのこと。

これにより同社のビットコイン総保有数は、6.84BTCとなった。累計購入金額は1億1,662万1,168円で平均取得単価1,704万9,878円とのことだ。

北紡(旧商号:北日本紡績)は、石川県白山市に本社を置く繊維メーカーだ。今年5月、同社は暗号資産(仮想通貨)および RWA関連ビジネスへの参入を発表。その後7月22日にビットコインを購入開始すると予告していた。

以前の発表によると北紡は、ビットコインの予定購入金額として総額8億円を充当すると伝えている。取得方法はドルコスト平均法を用いるとしていた。

今後は市場に大きな変動がない限り、北紡は8月8日より原則として毎営業日200万円相当のビットコインを継続的に購入していくと、今回表明した。

また北紡は8月8日、国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットトレード(BitTrade)と暗号資産並びにWeb3.0関連ビジネスに関して基本合意書(MOU)を締結したと発表している。

ビットトレードによると本覚書は、Web3.0関連事業及びグリーンエネルギー分野における活動支援、並びに両社が提供するサービスの推進に向けて、今後の具体的な提携内容について検討・協議を進めるものとのことだ。

参考:北紡
画像:iStocks/PIXTA

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した