ビットマインのイーサリアム総保有数265万ETH超に、総保有資産は116億ドルに

ビットマインの総保有資産額が約1.7兆円超に

ビットマインイマージョンテクノロジーズ(BitMine Immersion Technologies:以下、ビットマイン)の保有資産額が、116億ドル(約1.7兆円)に達したと9月29日に発表された。

発表によると9月28日時点でのビットマインの保有資産の内訳は、イーサリアム(ETH)265万900ETH、ビットコイン(BTC)192BTC、米ナスダック(Nasdaq)上場企業エイトコ・ホールディングス(Eightco Holdings)の株式持ち分が1億5,700万ドル(約232億円)相当、そして現金4億3,600万ドル(約646億円)で構成されているという。

ビットマイン会長トム・リー(Tom Lee)氏は9月23日、同社のイーサリアム保有量が全供給量の2%を超えたと報告。今後はイーサリアム全供給量の5%の保有を目指すとした。

同社は、米国の証券取引所NYSEアメリカン(NYSE American)上場企業だ。世界の上場企業のなかでイーサリアムの保有量は第1位。またイーサリアムを含めた保有暗号資産の総額ランキングでは、上場企業で最もビットコインを保有するストラテジー(Strategy)に次ぎ世界第2位となる。

ちなみに、ビットマインは9月8日にエイトコ・ホールディングスに対して2,000万ドル(当時約29.4億円)の戦略的投資を実施したことを明かした。この投資は、エイトコによる2億7,000万ドル(当時約396億円)のPIPE(限定投資家への私募増資)の一環だ。

参考:ビットマイン
画像:iStocks/Yevhenii-Podshyvalov

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した