バイナンスが韓国で仮想通貨取引所をローンチへ

バイナンスが韓国で仮想通貨取引所をローンチへ

大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、韓国にて仮想通貨取引所「Binance KR」を立ち上げることを3月31日プレスリリースにて発表

Binance KRの立ち上げは、Binanceが2月に提供を開始した、仮想通貨取引所の開設と運営をサポートする法人向けクラウドサービス「Binance Cloud」の最初のユースケースとなるとのこと。

また同取引所の立ち上げ時には、3月にBinanceが発行の発表をしていた韓国ウォン(KRW)のステーブルコイン「Binance KRW(BKRW)」を取り扱いをすると、同じく31日に発表がされている。

BKRWを含め、同取引所の取り扱い通貨は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)となり、近日中にもテザー(USDT)やBinance USD(BUSD)の取り扱いを開始するとのことだ。

Binance KRは韓国及び日本時間で、4月2日10:00にはユーザー登録と入金の受付を開始。4月6日10:00に取引を開始し、出金は同9日の10:00より可能とのこと。

編集部のコメント

Binance Cloudは、仮想通貨取引所バイナンスのコア機能を顧客へ提供するサービスで、顧客はバイナンスのセキュリティや技術を利用し、ローカル市場において仮想通貨取引所を効率的に開設運営ができるサービスとなっています。
同サービスは現在オールインワンソリューションとして、スポット市場・先物取引をはじめ、銀行APIの統合、法定通貨と仮想通貨取引可能なP2Pサービス資金・多言語サポート・取引ペア・取り扱い仮想通貨を管理するダッシュボード機能などが利用可能になっています。 またBinance KRW(BKRW)は、1BKRW=1KRWのレートで韓国ウォンとペッグする形で取引が可能なステーブルコインで、バイナンスの独自ブロックチェーンのBEP-2規格トークンとして発行がされています。

今回の取引所開設までの流れは、Binanceが韓国の地元企業BxB Inc.(ブロックバイブロック)を買収したところから始まっています。今後バイナンスが他の国の地元企業を買収した際には、今回と同様に他国でも取引所開設への流れになるであろうと考えます。

コメント:大津賀新也(あたらしい経済)

(images:Aleksei_Derin,liuzishan)

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「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。

これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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