ユニスワップの「Uniswap Wallet」、暗号資産を現金化する「オフランプ機能」追加

Uniswap Walletにオフランプ機能が追加

暗号資産(仮想通貨)ウォレット「ユニスワップウォレット(Uniswap Wallet)」に、暗号資産を現金化できる「オフランプ」の機能が追加された。同ウォレットおよびDEX(分散型取引所)ユニスワップ(Uniswap)の開発元であるユニスワップラボ(Uniswap Labs)が2月27日に発表した。

なお「オフランプ」とは暗号資産から法定通貨へ交換することを指す。反対に法定通貨から暗号資産への交換は「オンランプ」という。「ユニスワップウォレット」ではこれまで「オンランプ」の機能は提供されていた。

今回の「オフランプ」機能追加によりユーザーは、ウォレット内に保有する暗号資産を、ウォレット内で直接現金に変えられるようになった。オフランププロバイダーとしてユニスワップラボが提携したロビンフッド(Robinhood)、ムーンペイ(Moonpay)、トランサク(Transak)を通じて、サポート対象の暗号資産をサポート対象の地域の法定通貨に変換し、ユーザーが保有する銀行口座へ直接入金ができるようになっている。

現在「オフランプ」機能は、「ユニスワップウォレット」のiOS版とAndroid版で利用可能だ。ブラウザ拡張機能版とWebアプリ版にも導入される予定だという。

参考:ユニスワップラボ
画像:iStocks/ustinroque

関連ニュース

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した