ユニスワップ「Unichain」、25年初頭にメインネットリリースへ

「Unichain」が2025年初頭にメインネットリリース予定へ

分散型取引所(DEX)「ユニスワップ(Uniswap)」開発元のユニスワップラボ(Uniswap Labs)による独自のイーサリアム(Ethereum)レイヤー2ブロックチェーン「ユニチェーン(Unichain)」のパブリックメインネットが、2025年初頭に公開予定であることが12月21日に発表された。

「ユニチェーン」は、「OP Labs」開発のブロックチェーン開発キット「OPスタック(OP Stack)」を用いて開発されている。「OP Labs」は、イーサリアムL2ブロックチェーンである「OPメインネット(OP Mainnet)」の開発元でもある。

「ユニチェーン」は今年10月にテストネットを稼働させており、すでに5,000万件以上のテストトランザクションと400万件を超えるテストコントラクトがネットワーク上に展開されているとのことだ。

同ネットワークでは、オプティミスティックロールアップ(Optimistic-Rollup)を採用しており、1月6日にはオプティミスティックロールアップのセキュリティと分散性を向上させる重要な機能であるパーミッションレスの不正証明(Permissionless Fault Proofs)をテストネットで有効化する予定とのこと。

またメインネットでも公開初日から同機能を公開予定であり、安全性と安定性が確保されたのちに資金を直接「ユニチェーン」にブリッジ可能になるとのことだ。また最新の機能を実証するための実験的テストネット(Experimental Testnet)も、2025年中にリリースする計画も発表されている。

現在「ユニチェーン」チームは、メインネットのリリースに向けて開発者に向けて様々なサポートを行っており、毎月の助成金付きのハッカソンプログラムや助成金プログラムを実施している。 

参考:ユニチェーンブログ
画像:iStocks/Jian-Fan・SiberianArt・artacet

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この記事の著者・インタビューイ

田村聖次

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
SNSでは、チェコ人という名義で、ブロックチェーンエンジニアや、マーケターとしても活動している。「あたらしい経済」の外部記者として記事の執筆も。

和歌山大学システム工学部所属
格闘技やオーケストラ、茶道など幅広い趣味を持つ。
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