金融庁、無登録運営の海外暗号資産取引所に警告。KuCoin・bitcastle・Bybit・MEXC・Bitgetに

金融庁、無登録運営の海外暗号資産取引所に警告

金融庁が、日本で無登録にて暗号資産交換業を行っているとする、海外暗号資産(仮想通貨)取引所5社に対し、11月28日に警告書を発出した。

警告を受けたのは、クーコイン(KuCoin)、ビットキャッスル(bitcastle LLC)、バイビット(Bybit Fintech Limited)、MEXCグローバル(MEXC Global)、ビットゲット(Bitget Limited)だ。

それぞれの取引所へ金融庁は、「インターネットを通じて、日本居住者を相手方として、暗号資産交換業を行っている」と警告している。

金融庁は今年6月、LBank Exchangeへ同様の警告書を発出。そして昨年3月にはビットゲット・MEXC・バイビット・ビットフォレックス(Bitforex)も金融庁より警告を受けていた。

バイビットは2021年5月にも警告をうけており、今回で3度目となる。またMEXCとビットゲットは今回で2度目の警告を受けたことになる。

画像:iStocks/Cemile-Bingol

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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