バイナンス、BNB保有者向けエアドロサービス「HODLer Airdrops」開始

BNB保有者向けエアドロサービス開始

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産(仮想通貨)ビルドアンドビルド(BNB)の保有者専用エアドロップサービス「ホドラーエアドロップ(HODLer Airdrops)」の開始を6月19日発表した。

「ホドラーエアドロップ」では、BNB保有者がバイナンス提供の貸暗号資産サービス「シンプルアーン(Simple Earn)」に加入することで、バイナンスに上場間近の暗号資産を、BNBの保有量に応じてエアドロップ形式で受け取れるとのこと。

なお「ホドラーエアドロップ」におけるユーザーのBNB保有量の計算には上限がある為、エアドロップ報酬の計算基準となるBNB保有量の上限は、エアドロップを実施するプロジェクトごとに変わるという。

またバイナンスは「シンプルアーン」内のユーザーの資産残高を確認する為に、1時間ごとにランダムで複数回スナップショットを取得するとのこと。これによりユーザーの1時間あたりの平均残高を計算できるという。なおエアドロップされる暗号資産は、バイナンスで上場する前に各対象者のバイナンス口座へ自動的に送られるとのことだ。

ちなみにバイナンスは、同取引所における全世界のユーザー数が2億人に達したことを今月8日発表しており、3月にはユーザー資産保有額が1000億ドルを突破したことも報告している。

関連ニュース

参考:バイナンス
images:iStocks/BSVIT・noLimit46

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した