コインベースにソラナ上の「Shadow Token(SHDW)」上場へ

コインベースにSHDW上場へ

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、暗号資産シャドウトークン:Shadow Token(SHDW)の取り扱い予定を4月10日発表した。

同取引所でのSHDWの取り扱いは流動性条件が満たされ次第、4月10日12:00(米国東部時間)以降から開始されるとのこと。取引ペアはSHDW-USDになるという。

SHDWの取り扱いは「コインベース(Coinbase:販売所)」及び「コインベース・エクスチェンジ(CoinbaseExchange:取引所)」で行われる。ただし、コインベースのサービス提供地域のうち一部は対象外になる可能性があるとのことだ。

なおコインベースで取り扱われるSHDWは、ソラナ(Solana)ネットワーク上のSPLトークンのSHDWとなる為、他ネットワークで発行されたトークンは入金不可となる。

ちなみにSHDWは、新規銘柄や市場で取引量が比較的少ない銘柄に付けられる「Experimental label(実験的ラベル)」の対象となっている。このラベルは、市場の状況で取引量が増えた場合に削除される予定だ。

SHDWは、ソラナ上に構築されたWeb3開発者向けの分散型オブジェクトストレージプラットフォーム「Shadow」のユーティリティトークンだ。

ユーザーはSHDWを、分散型データストレージ、コンピュート(資産やデータを整理、処理、取得する主要な役割を果たすもの)、その他のユーティリティの支払いに利用する。

関連ニュース

images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した

スーパーステートがトークン化株式の直接発行プログラム公開、ソラナとイーサリアムに対応

金融テクノロジー企業のスーパーステート(Superstate)は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)のブロックチェーン上でトークン化された株式を、米SEC(証券取引委員会)登録の公開企業(上場企業を含む)が直接発行できる新プログラム「ダイレクト・イシュアンス・プログラム(Direct Issuance Programs)」を12月10日に発表した