ビットコイン現物ETFに資金流入増、価格回復受け

ビットコイン現物ETFに資金流入増

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(Bitcoin)の現物に連動する上場投資信託(ETF)のETF9本への資金流入が、今週再び増加基調となった。ビットコインの価格が先週の急落から回復したことが追い風となった。

BitMEX(ビットメックス)リサーチのデータによると、今週の3月25~27日に9本のETFに計12億ドル(約1,815億円)超が流入した。

分析会社VettaFiのリサーチ責任者、トッド・ローゼンブルース氏は「ビットコインの好調なパフォーマンスが再開し、ETFへの関心が再燃している」とコメントした。

3月25~26日の企業別の資金流入はフィデリティー・ワイズ・オリジン・ビットコイン・ファンド:Fidelity Wise Origin Bitcoin Fund(FBTC)が最多で、それまでリードしていたブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト:iShares Bitcoin Trust(IBIT)から移行した。27日はiシェアーズがトップに立った。

一方、グレースケールのグレースケール・ビットコイン・トラスト:Grayscale Bitcoin Trust(GBTC)は25~27日に計8億6,220万ドル(約1,304億円)が流出。ビットコインの値上がりにも関わらず流出が続いた。

関連ニュース

※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
ビットコイン現物ETFに資金流入増 価格回復受け
images:Reuters

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

合わせて読みたい記事

【4/26話題】コンセンシスがETH規制でSECを提訴、米国政府マネーファンドがP2Pで転送可能になど

米コンセンシス、イーサリアム(ETH)規制めぐり米SECを提訴、フランクリン・テンプルトン、「米国政府マネーファンド」をP2Pで転送可能に、オーケーコインジャパンにオプティミズム(OP)上場へ、国内3例目、米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ、Fireblocks、機関向けのDeFiセキュリティ機能を拡張、アーサーヘイズ、ビットコインの強気相場続くと予想、コスモス「IBC」でトークン無限発行のバグ修正、アシメトリックリサーチ報告、ビットコインの改善提案「BIP420」公開、スマコン追加やゼロ知識証明など実装に向け、エルサルバドル、公式デジタルウォレット「Chivo」のソースコード流出、米SEC、テラフォームラボと創業者に約53億ドルの支払い命じる