チリーズ(CHZ)が韓国サッカーKリーグと提携、スポーツリーグ初のバリデータに

チリーズがKリーグと提携

ファンエンゲージメントプラットフォーム「Socios.com(ソシオスドットコム)」を運営するChiliz(チリーズ)が、韓国のプロサッカーリーグ「Kリーグ」と複数年にわたる戦略的パートナシップの締結を2月19日発表した。

この提携により「Kリーグ」は、チリーズの独自レイヤー1チェーン「Chiliz Chain(チリーズチェーン)」のノード検証者(バリデーター)になるとのこと。これにより「Kリーグ」は、チェーン上のトランザクションの検証や提案への投票を通じて、ネットワークの完全性、セキュリティ、ガバナンスを維持する上で重要な役割を果たすことになるという。

なおチリーズによるとスポーツリーグがブロックチェーンのバリデータになるのは、今回が初の事例になるとのこと。

また「Kリーグ」の公式ファンタジーゲーム「K League Fantasy(Kリーグファンタジー)」が「チリーズチェーン」に統合することも今回発表されている。「Kリーグファンタジー」は、ファンが選手カードを集めて自分だけのチームを作成し、各選手カードに割り当てられたポイントに基づいて他のユーザーと競えるゲームとのことだ。

「Socios.com」とは

「Socios.com」はチリーズのブロックチェーン技術を活用し、プロスポーツチームがファントークンの発行と販売ができるプラットフォームだ。

「Socios.com」は、サッカー、バスケットボール、クリケット、アメリカンフットボール、ゲーム、アイスホッケー、MMA、モータースポーツ、ラグビー、テニスといった競技において、100を超えるスポーツ組織と提携している。

なお独自トークンのチリーズ(CHZ)は、「ソシオスドットコム」で発行されている各スポーツチームのファントークンを購入するための暗号資産だ。「チリーズチェーン」へステーキングし報酬を得ることも可能だ。

関連ニュース

参考:チリーズ
images:iStocks/FotografieLink・Lidiia-Moor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/16話題】SBIとスターテイルの円ステーブルコイン開発、リップルRLUSDのイーサL2対応、メタマスクのBTCサポートなど(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

ビットワイズ、「ハイパーリキッド(HYPE)」現物ETFをSECに再申請、ステーキング対応を明記

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management:以下、ビットワイズ)が、暗号資産ハイパーリキッド(HYPE)の現物ETF(上場投資信託)の登録届出書「S-1申請書(Form S-1)」の修正版を、米SEC(証券取引委員会)へ12月15日付で提出した

JPモルガン、初のトークン化MMF「MONY」をイーサリアム上で提供開始

米金融大手JPモルガンの資産運用部門であるJPモルガン・アセット・マネジメント(J.P. Morgan Asset Management)が、同社初となるトークン化マネー・マーケット・ファンド「マイ・オンチェーン・ネット・イールド・ファンド(My OnChain Net Yield Fund:MONY)」の提供を開始したと12月15日に発表した