オーケーコインジャパン、アスター(ASTR)のステーキングサービス提供へ

オーケーコインジャパンがASTRのステーキングサービス提供へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)が、暗号資産アスター(ASTR)のステーキングサービス提供予定を11月10日発表した。12月より同サービス対応銘柄にASTRが追加されるとのこと。

なおオーケーコインジャパンのステーキングサービスでは、アイオーエスティー(IOST)、トロン(TRX)、パレットトークン(PLT)、ジリカ(ZIL)、テゾス(XTZ)の5銘柄を提供しており、ASTRは6銘柄目のサポートとなる。

ちなみにオーケーコインジャパンではASTRの取り扱いを今年9月から開始している。

発表によるとオーケーコインジャパンでのASTRステーキングサービスでは、国内最大となる最大年率6.88%のステーキング報酬が得られるという。

ただし今回の発表段階では、具体的なサービス開始時期や最小ステーキング申請数量などはアナウンスされていない。詳細は改めて通知されるとのこと。

なおオーケーコインジャパンではASTRのステーキングサービス提供を記念して、「預けて増やす!15日間・年率88.88%」のFlash Deal(フラッシュディール)を11月15日17:00~11月22日16:00の15日間実施するという。こちらのステーキング最小申請数量は500ASTR、最大申請数量は100,000ASTRとのことだ。

ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。

なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。

関連ニュース

images:iStocks/Lidiia-Moor

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
副編集長
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【12/15話題】リップルやサークルらが連邦信託銀行の条件付承認、SECの個人投資家向け暗号資産カストディ解説資料など(音声ニュース)

ブロックチェーン・仮想通貨(暗号資産)・フィンテックについてのニュース解説を「あたらしい経済」編集部が、平日毎日ポッドキャストでお届けします。Apple Podcast、Spotify、Voicyなどで配信中。ぜひとも各サービスでチャンネルをフォロー(購読登録)して、日々の情報収集にお役立てください。

Sponsored

米DTCC子会社DTC、SECからノーアクションレター取得。規制下のトークン化サービス検証へ

米国の金融市場インフラを担うデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(Depository Trust & Clearing Corporation:DTCC)が、子会社であるデポジトリー・トラスト・カンパニー(Depository Trust Company:DTC)について、米証券取引委員会(SEC)の取引市場部門スタッフからノーアクションレターを取得したと12月11日に発表した