バイナンスの税務計算ツール「Binance Tax」、β版発表

「Binance Tax」、β版発表

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、税務計算ツール「バイナンスタックス(Binance Tax)」のベータ版を2月6日に発表した。すでにフランス国内のユーザーは利用可能になっているとのことだ。

なお「Binance Tax」はまだ初期の立ち上げ段階であり、そのアルゴリズムはバイナンスで扱うすべての取引をまだカバーしていないとのこと。バイナンスのユーザーは最終的な納税報告書で適宜調整する必要があるという。現在「Binance Tax」が対応しているのは、スポット取引、暗号資産寄付、ブロックチェーンのフォーク報酬など。

なおバイナンスのユーザーは追加費用なしで「Binance Tax」にアクセスできるとのことだ。

公式ドキュメントでは、今後さまざま国でこのツールを利用できるようにするとされている。なお現在「Binance Tax」へは、日本からアクセスできないことが確認できる。

参考:Binance
images:iStock/Khanchit-Khirisutchalual

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竹田匡宏

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
「あたらしい経済」の編集者・記者。

兵庫県西宮市出身、早稲田大学人間科学部卒業。
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