フラクトン、ファイルコイン(FIL)開発のプロトコルラボと協業

フラクトンベンチャーズとプロトコルラボが協業へ

国内拠点でweb3インキュベーションプログラムを運営するフラクトンベンチャーズ(Fracton Ventures)と「ファイルコイン(Filecoin)」開発元のプロトコルラボ(Protocol Labs)が協業することを9月26日発表した。

今回の協業はweb3エコシステムを日本でさらに拡大させるための戦略的パートナーシップとのことだ。

プロトコルラボはIPFS(分散型ストレージ)や分散型ファイル共有プロトコルの「ファイルコイン」などを開発する企業だ。なお「ファイルコイン」は年初から比べ現在ストレージ供給者が約7倍に増加していることが9月に発表されている。なお2023年初めには大規模アップグレードが予定されている。

またプロトコルラボは、フラクトンベンチャーズが9月に開催終了した「Fracton Incubation 2022 powered by bitbank」ではゴールドスポンサーとして参加し、参加者への特別講義やメンタリングを実施していた。

今回の協業へ向けてフラクトンベンチャーズのルベン・アメニョグボ(Ruben Amenyogbo)氏は「日本にはweb3エコシステム拡大の大きな可能性があり、プロトコルラボと共にこのエコシステムを構築することに大きな関心と構想を持っています。私たちの使命は、分散型ウェブの長期的な成長に種をまくことです。そして日本の最高の起業家に投資することを約束します」と述べている。

関連ニュース

フラクトンベンチャーズ、トークンゲーティングシステムMintGateと業務提携

Fractonとshiftbaseが提携、web3エンジニアと起業家の接点を創出

フラクトンベンチャーズがWeb3.0領域特化型のメディア創刊

メタバースで文化都市開発、「MetaTokyo株式会社」設立

モノバンドル、インキュベーションプログラム「Nethergate」参加者募集

参考:フラクトンベンチャーズ

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者
同志社大学神学部を卒業後、放送局勤務を経て、2019年幻冬舎へ入社。
同社コンテンツビジネス局では書籍PRや企業向けコンテンツの企画立案に従事。「あたらしい経済」編集部では記事執筆を担当。

合わせて読みたい記事

【7/26話題】メタプラネットが「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権、ビットフライヤーがFTX Japanの買収完了など(音声ニュース)

メタプラネット、「Bitcoin Magazine」日本版の独占ライセンス取得、SBI、フランクリン・テンプルトンと日本での共同出資会社設立を正式発表、ビットフライヤー、FTX Japanの買収完了、「Jito」、ステーキングプラットフォーム「ジトリステーキング」のコード公開、英FCAがコインベース傘下のCBPLに強制執行、約450万ドルの罰金課す、米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ、マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用、クロスチェーンプロトコル「deBridge」、ガバナンストークンDBR発行へ

Sponsored

【7/25話題】SBIが「ビットコイン現物ETF」取り扱い準備か、DEAと東京電力らがDePINの「ピクトレ」を東京で実証試験へなど(音声ニュース)

SBIがビットコイン現物ETF取り扱い準備か=報道、DEAと東京電力らがDePINコンテンツ「ピクトレ」、東京都の3区で実証試験へ、京東コインリンク科技、香港ドルにペッグのステーブルコイン発行予定と発表、フェラーリが暗号資産決済システムを欧州にも拡大、米国での導入に続き、NTTデジタルとマツモト、卒業アルバムにブロックチェーン活用へ、タイ、デジタル資産配布の登録受付を8月1日から開始。デジタルウォレット政策一環で、農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道